はいうきんさんです。

今日はちょっと趣向を変えて海賊について書いてみようと思います。

第一回目はガレー船を使って海賊行為や私掠行為を行ってた海賊について。。。

ガレー船が使われ始めたのは古代ギリシャの時代からでありカルタゴなどが有名です。

しかし私がやっているMMOは大航海時代オンラインなので古代ギリシャのガレーについては省く。

北アフリカ沿岸のバルバリー諸国のイスラム教徒がガレー船に乗り、キリスト教国の船で地中海を航行する船を襲い始めたの16世紀初頭頃からである。これ以前にもこれらの船が海賊を行ってたのは確かであるが本格化したのはこの頃からだ。これらバルバリー諸国のイスラム海賊がキリスト教徒の船を襲い、乗員や乗客を奴隷として連れ去るということは多々あることであった。捕らえられたキリスト教徒はバルバリー諸国に連れて行かれ、金持ちの奴隷は運がよければ身代金と引き換えに自由を手にすることができたがそれ以外の奴隷は最悪の場合、無期限の奴隷生活を強いられる運命であった。連れてこられた奴隷はまず最初の段階でその地方の長官が最上の奴隷を選んでもらった。残った奴隷は奴隷市場へと連れて行かれるのである。ここで奴隷は競りにかけられる。だがここでの競りで売買がきまるわけではない。最終的な売買は長官の公邸で行われ、長官がまず自分が気に入った奴隷を買うのである。値段は先の競りで決まった値段でである。それから二度目の競売が始まり、ここで奴隷の行き先が決まるのである。一回目の競りと二回目の競りでは値段に差が出てくるがおおむね、二回目のほうが高くなる。一回目と二回目の差額が国庫にはいり、一回目の落札分の金額がその奴隷の売主たちに分配されたのである。ちょっと面倒になってきたので今日のところはここまで。。


参考文献~デイヴィッド・コーディングリ=編、増田義郎=監修、増田義郎・竹内和世=役

        [図説]海賊大全 PIRATES Terror of the High Seas